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アベノミクスを救う、ただひとつの道

転載:
http://www.manjusri.net/

数日前のこと。

 たまたま見かけた、昼の情報番組ミ○ネ屋では、こんなシーンが映っていた。
 特集であるらしい画面には、不安そうな主婦やサラリーマン。
 「物価を上げるって言うのに、給料は上がらない……」
 「円安で、小麦もガソリンも急騰して値上げする。どうしたらいいの……」
 と、ひたすら困った困ったどうしましょう、といった体。
 「未来に暗雲立ちこめる」、みたいな論調を全力で作り出していた。
 「あっ」と思った。
 その特集の内容は、以下の朝日の記事と同じ内容だったからである。

 【給料上がらず物価上昇? アベノミクスに地雷(AERA 2013年3月11日号)】 
http://dot.asahi.com/aera/2013030500005.html

 【安倍氏のリフレ政策 デフレ不況よりも生活は苦しく】
http://dot.asahi.com/news/politics/2012113000021.html

 「はじまったな」と思った。
 マスコミによる安倍たたきである。
 新政権発足後の「百日の蜜月」の終わりまで、あと一ヶ月もない。
 そろそろ、マスコミは盛大なバッシングの準備運動をはじめたいところだが、政権担当は二度目で、手慣れた安 倍政権は、徹底的な安全運転。
 高かった支持率が、なんと、さらに上がって、目下、隙がない状態である。
 さあ、どこから攻めるかマスコミさんよ、と思いきや、なるほど、切り口はここであったか。
 確かに、これは効くだろう。
 株価が上がっているとはいえ、すべての人が日本企業の株に投資をしているわけではない。
 給料が上がるとはいえ、すぐに来月から日本人全員の給料が一割アップするわけではない。
 なのに、ガソリンが上がる。
 小麦が上がる。
 生活に不可欠なものの価格が、次々と上がっていくのだ。
 主婦はたまったものではない。
 財布の中身を覗くたび、首が絞まるような気持ちになっているところに、マスコミがこうした論調をぶち上げれば、
 「なんだ。アベノミクスなんて、空騒ぎだったんじゃないの」
 「こんなはずじゃなかった。裏切られた」
 ……激しい失望感へ世論を導くのは、赤子の手をひねるようなものだ。
 うまくすれば、「民主党時代の方がよかった」という大合唱を起こすこともできる。

 きわめていやな予感がする。
 思い出していただきたい。
 小泉政権は「構造改革」という名で、規制緩和による景気対策を打ったが、結局、日本人全員の給料アップまで至らず、消費が伸び悩み、「実感なき景気回復」などという汚名を着せられたどころか「格差社会」「ワーキングプア」などという迷言をマスコミに生むことを許してしまった。
 それは安倍政権もよくわかっていると見える。
 この轍を踏んではならない、と思ったのだろう。

 【平均給与増で税額控除 賃金上げ促す法人減税 増加分の最大10% 政府・自民固める 】
http://www.nikkei.com/article/DGKDASFS1202R_S3A110C1MM8000/
 として対策を出した。

 しかし、である。
 円安や物価高は待ったなしだ。
 それに対して、法人減税の決定と実施による経済政策は遅れて効果が出てくることは言うまでもない。
 アベノミクスの大きな弱点がここにあるように見えはしないだろうか。

 もし、アベノミクスの成果が、個人の増収に還元されるまで、数ヶ月かかるなら。
 マスコミは、この糸口から切り込んで安倍政権のネガティブ・キャンペーンをはり、夏の参院選では、安倍自民の票を、大きく削ることができる。 
 さすれば、憲法改正もならなくなる。アベノミクスの不首尾は、日本の国防にまで響きかねないのだ。

 だが、いったいどうしたものか。
 アベノミクスの効果が出て、日本人全体の給料がアップするまでの間、「物価の値上がりの苦境感」を、日本人全員からぬぐい去らねばならない。
 はたして、「給料が上がらず、物価が上がる中で、すぐに財布に優しい、即効性のある政策があるか」、という、それはひとつの「公案」である。
 そんな魔法のような方法があるわけはない、と、誰もが思うことだろう。

 ところが、あるのである。
 このバッシングを躱す、「たったひとつの冴えたやり方」を、安倍政権にいま、提示しているのが、唯一、「幸福実現党」である。

 実現党はなんといっているのか。
http://www.hr-party.jp/new/wp-content/uploads/2013/03/572df6c89562df3cbcaf51fd7fec681d.pdf
 答えはひとつ。
 「減税」……消費税の増税をやめ、法人税をも大幅に削る「減税」なのである。
 給料がすぐに上がらなくても、「減税」という形をとれば、「物価は上がっていながら、主婦のふところは大丈夫」という状況を作ることが可能なのだ。
 これこそが、もし、マスコミがこの方向から大攻勢をかけてきて、アベノミクスが窮地に落ちたときに、安倍政権を救う一手なのだ。

 ……減税。
 これを聞いた多くの自民の議員は、おそらく、「とんでもない」というだろう。
 麻生さんは増税論者。谷垣さんも増税論者。財務省に完全な洗脳を受けている。
 だが、安倍首相の支持率をあげたのは、財務省の政策ではない。谷垣さんではない。麻生さんではない。
 安倍首相を再び首相にしたのは、大川総裁が実現党を通じて語った政策である。
 その政策は、「絶対にだめだ」「そんなの国が滅ぶ」と、周囲の人々が大声で大合唱してきたものだ。
 だが、いざ、安倍首相が決断し実践したところ、かくもめざましい結果が出た。
 ならば、今度も同じことだ。

 安倍首相。
 頼みます。
 難しいことはいらない。
 再び、大川総裁の政策を入れていただきたい。
 一言、「消費税の増税は見送るっ!」と叫ばれよ。
 そして、
 「法人税に、さらに、大減税を加える!」と発表されよ。
 そのとき、「賃金上げを促す法人減税」は見事に生きて、よどんでいたお金は日本の働くお父さんやお母さんのもとに落ち始め、日本人の所得は上昇をはじめるだろう。
 たったそれだけ、その二言を公式の席上で発するだけで、嘘のように、日本の民間は活気づく。「アベノミクスで暮らしが苦しくなった」などという批判は完全につぶしきることができるだろう。

 このアベノミクスの成功は、経済のみの成功ではない。
 ここ二ヶ月ほどの日本の経済の復活は、中国に抑止をかけようとしている。
 そればかりではない。再び繰り返すが、夏の参院選の保守票の確保につながって、この国は、経済ばかりでなく、憲法改正によって、軍事的にも救われる道が開ける。

 そのために、実現党は、すでに、次の参院選も「派手な負け戦」を展開する予定でいることは明白だ。
 書籍「幸福実現党に申し上げる 谷沢永一の霊言」は傑作だった。現れた谷沢翁の霊は、「実現党が当選する見込みなどないっ! 全くないっ!」と語り、だから、「下手に迎合するな」というのだ。中でも、「負け方が弱くなる!」は、強烈な一転語であった。
 こうした応援のもと、今回も実現党は、「落ちることが恐ろしくない」という脅威の集団として、後じさりする安倍首相の後方で、命知らずの論陣を張り、時には安倍首相自身に対しても、強い一矢を射ることだろう。
 それはまるで、関ヶ原で、怖じて動かぬ味方・小早川に家康が打ち込んだ一発の銃弾のように、安倍首相を動かすだろう。

 戦いは始まっている。
 日本の次なる運命の岐路を超えるための、次の戦いに、保守陣営が勝利を収めてくれることを望むばかりだ。
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