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「二人の政治家が追い求めた理想国家(完)」

では日本に戻り、私たちの国にはそのような人物はいないだろうか。

直に思い浮かぶ人物はやはり聖徳太子(572年-622年)である。

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「日本の名著2聖徳太子」の中村元氏(責任編集)においては、太子とアショーカ王は本質的な相違は存在しないと論じられている。

どちらも仏教を国教とした国父とも言うべき人物と評される。

聖徳太子は、「三経義疏」を著述し、法隆寺・四天王寺を建立し、冠位十二階や604年十七条憲法を制定した。

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十七条憲法は儒学、仏教、諸子百科の法家の影響を受け、憲法の理念は、儒教的な秩序の確立と、仏教的真理の宣明、政治の基本原理の樹立と言われる。

一に曰(い)わく、和を以(も)って貴(とうと)しとなし、忤(さから)うこと無きを宗(むね)とせよ。

二に曰わく、篤(あつ)く三宝(さんぽう)を敬え。三宝とは仏と法と僧となり。

四に曰わく、群卿百寮(ぐんけいひゃくりょう)、礼をもって本(もと)とせよ。

十に曰わく、忿(こころのいかり)を絶ち瞋(おもてのいかり)を棄(す)て、人の違(たが)うを怒らざれ。人みな心あり、心おのおの執(と)るところあり。

十七に曰わく、それ事(こと)は独(ひと)り断(さだ)むべからず。必ず衆(もろもろ)とよく論(あげつら)ふべし。

過去において、政治家のアショーカ王と聖徳太子は、戦時の中にあった国政への反省から、宗教的、道徳的な教化を通じて政治を行おうとする精神を発揮したのであり、徳治国家の道を切り拓いた。

聖徳太子に至っては第十七条に民主主義のルールが掲げられ、徳治主義と民主主義を融合した先駆けである。

そして現代日本のような政教分離原則ではなく、政教一致の原則が働いていて、仏教には国教の役割があった。

本来、世界宗教には国家の枠を超えた普遍的な教えがあり使命がある。

それは世界宗教が国家の規範となるということである。それが国民の幸福と国家の繁栄をもたらした。

世界は今、アメリカのパワーの衰えを感じている。アメリカ一国の覇権時代から、中国の台頭、ロシアの復活、EU、インド、中東など複数国家が覇権を競うバランス・オブ・パワーの時代、多極化の時代に戻ってくるだろう。

再び文明の衝突が起きる時代がくる。

だからこそ、世界をまとめる国家規範が必要である。

そして立ち上がるべきは、かつてGDP世界第二位だった日本国である。

いま二人の政治家が追い求めてきた理想国家を日本が実現できなければ、世界に飢餓がおとずれ、戦争を止められず、地球規模での平和や繁栄はこないと考える。

将来の世界人口が100億人を越えることが予測される今、100億人を生かすだけの豊かさを持った国家が必要なのである。

いまこそ真の独立国、自立国を目指して、維新の志士たちが3000人(当時人口5%)で明治維新を成し遂げたように、私達は愛する100億の人が幸せに暮らす、平和で繁栄した国々を創ることに挑戦しようではないか。

聖徳太子とアショーカ王のように、日本はもう一段の発展を目指して、「ユートピア価値革命」を起こそう。

ユートピア価値とは、時代や地域が変わっても変わることのない普遍的価値を実践的していく時に生じてくる価値のこと。

ユートピア価値は時代や場所、人の組み合わせによっても違ってくる。

一人ひとりが違う環境に生まれてくるということは、自由性からユートピア価値が生み出されるということ。

人生の岐路における選択の結果が運命につながる。

選択の自由には、個人的な責任が伴い、そうであるからこそ人生の軌道修正ができる。


軌道修正は反省であり、「選択の自由」の行使の結果を考えること。そして、選択が間違っていたならば、いかに修正すべきか考えること。

人類の歴史を作ってきたのは、他ならぬ私たち自身であること。

私たちの現在の心境も、私たちのまわりの環境も、文明や文化と言われるものも、全て私たちが創造してきたものであるからだ。
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