産経ニュース 【主張】原発ゼロ目前 国富が毎日100億円消える

経営感覚のない反原発主義者はいらない。

転載:

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120224/plc12022403060001-n1.htm

 日本の電力が風前のともしびだ。定期検査を経た原発の再稼働が進んでいないことによって陥った状況である。

 国のエネルギー供給という課題の上で深刻な異常事態であることを改めて認識したい。

 全国に54基あった原発のうち、現在も稼働しているのは、わずか2基にすぎない。西日本では、最後まで発電していた関西電力高浜原発3号機が20日に定期検査入りしたため、原子力による電力供給はゼロになっている。

 この状況下で、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働につながる手続きが進行中だ。24日からは再稼働の成否の鍵の一つを握る地元の福井県議会が始まる。

 両機については、関西電力の手で、国から課されたストレステスト(耐性検査)の1次評価が実施済みだ。経済産業省原子力安全・保安院も、この1次評価を「妥当」と審査している。

 現在は、原子力安全委員会がそれをチェックしている段階だ。福井県と安全委には、原発の安全性の確認とともに、電力不足の回避を踏まえての現実的な議論を進めてもらいたい。

 原発の運転停止の拡大とともに誤解と幻想が広がっている。「原発がゼロでも電力不足は起こらない」という認識だ。だが、実質的に電力は足りない。表面化しないのは、電力会社が液化天然ガスなどを緊急輸入して火力発電で埋め合わせているからにすぎない。

火力で原発1基分の発電をすると、1日に2億円前後の燃料代がかかる。約50基では100億円だ。定期検査後の原発を滞りなく再稼働させていさえすれば必要のなかった100億円の国富が毎日、消えている。1年だと3兆円を超える額だ。

 この現実を忘れ、原発無用論を信奉するのは危険だ。電力会社は日本の社会や経済を支える存在である。その体力が弱れば、経済の活力も衰える。

 また、火力発電所もフル稼働によって機器類の疲弊が進行している。こうした日本のエネルギーの現状を船に例えれば、喫水線を超えて大きく沈み込んだ状態といえる。荒波を受ければ、ひとたまりもないだろう。

 大飯原発をはじめ、条件を満たした原発の再稼働を急ぎたい。今夏を原発ゼロで乗り切ろうとするのは、あまりにも無謀だ。


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