http://www.hr-party.jp幸福実現党公式HP「破邪顕正」より
アメリカは、今回の福島原発の問題があっても、オバマ大統領は「原発は続ける。あれはクリーンエネルギーだから」と言い切っています。これは発電機の事故であって、原発事故ではないことを、ちゃんと理解しているのです。原発なくしてエネルギーを確保するのは相当大変で、CO2の削減と矛盾する方向になることも、十分に彼は知っています。
スタート点においては、オバマ大統領も鳩山前首相も、似たような左寄りの政権であったにもかかわらず、アメリカは3年の間に、次第にアメリカ大統領らしく成長しつつあります。大統領としてやらねばならぬこと、国として、国益としてやらねばならぬこと、世界の正義としてやらねばならないことは何であるかということを問い続け、少しずつ進歩しています。日本のほうは、まったく進歩していないのです。
菅首相は、心の中で思ったことを実現しようとしています。彼はもともと原発反対論者ですから、これを奇貨として原発をなくしてしまいたいと思い、原発反対論の人たちを懇談会に入れています。そのあとのエネルギーをどうするのでしょうか。東京では節電で苦しんでいますが、他の地方も平等に節電してもらおうとしているようです。
最終的に、菅総理はこの国をどうしていくつもりなのか。3分の2ぐらいまで、経済を縮小するつもりなのか、今の感じではそのような方向性が見えています。それでいいのですか? 原始時代に戻っていきたいのですか?
ルソーは昔の人です。今は「自然に還れ」が通用した時代ではありません。そうなってから、もう一回元に戻すのは、大変なエネルギーがいります。
今、日本人にとって非常に大事なことは、「正しさとは何か」、そして間違っているものに対しては、きちんと「間違っている」と批判し、その「邪」を破り捨てること。その中において、「正しさ」というものが自ずから立ち上がってくるものだと思います。
単に「宗教だから」という偏見だけで、宗教が言うことについては一切信じない、伝えない、聞かないふりをする。そして、いい所だけは取っていく。そういうこの国のマスコミのあり方はおかしいと思います。民主主義を操れていると思っているらしいですが、あなた方の頭の中身は正当かということを、私は問いたいと思います。
マスコミは、自分たちのやってきた仕事について、正しい報道をしてきたのか。判断をしてきたのか。きちんと検証していただきたいと思います。
そして、正直であってほしいと思います。その中にフェアネス(公正さ)がないのなら、「民主主義の旗手」を語る資格はないと思います。
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