「海洋温度差発電について」

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佐賀大学学長(2002年時点)の上原春生氏。ウエハラ・サイクルの提唱者です。上原氏の海洋温度差発電の特許の実施権を取ったのが、自社栽培の酒米の販売と日本酒造りの機械システムを扱う里見産業(現在はゼネシスと改称)です。

低沸点の媒体を使って発電するシステム「海洋温度差発電」。

表層の海水で温めてアンモニアを蒸発させ、タービンを回した後に冷たい深層水で冷やす。サイクルを循環する媒体は、アンモニアの他、低い沸点のフロンが選ばれます。

海洋温度差発電の歴史は以外に古く、19世紀末のフランスのダルソンバールが考案したのが最初。100年以上前のことです。

これは発電だけを考えると、熱効率は5.3%程度です。また海水を汲み出すポンプに大きな動力が食われてしまいます。

しかし、海洋温度差発電は複合型プラントにすることで力を発揮するようです。

■水産:栄養塩を含む深層海水を表層にまくことで、多くの藻類や魚介類が成長し、漁場がができる。

■稀少金属工場:深層水は利用価値が高く、化粧品とかにも使われるが、海水に含まれるリチウムなどの稀少金属の抽出ができる。

■飲料水工場:圧力の低い容器に海水を注入すると、その一部は瞬時に蒸発する。その蒸気を低温の深層海水で冷却することで、真水が得られる。つまり海水を淡水化できる。

■発電自体を目的にするのではなくて、海洋温度差発電を使って、複合型プラントを稼動させるが鍵のようです。台風に強い浮島を建設することができれば、水産と稀少金属抽出と飲料水の海洋牧場&工場が実現しますね。

上記以外の海水自体の資源抽出(重水素とか、その他の稀少資源も発見されればいい)に期待してもよいのでしょうか。


実際、台風の心配のないパラオ共和国に売り込んで、パラオ共和国はディーゼル発電から海洋温度差発電の切り替えを発表しています。
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