花散里より 2009年日朝戦争顛末

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  2009年の初めから、どうやら北朝鮮は総選挙のきわどい時期を狙って麻生政権に猛烈なゆさぶりと攻撃をかけた。これはもはや日朝戦争と言っていいレベルだ。

 それがわかったのは、韓国のYTNテレビの報道からだ。その報道は、(1)3月初め、日本政府と10億ドルで拉致被害者を返すことで合意した。(2)ところが北朝鮮はミサイル発射などで日本を挑発した。(3)それで、この合意は実行されなかったというものだ。

 北がミサイル発射や核実験を連続して行ったころ、テレビのコメンテーターの解説はもっぱら、北の国内事情のためというものだった。

 ミサイルには金がかかる。なけなしのミサイルを8発も撃つのに、単なる金正雲のお祝いでぶちあげたというコメンテーターの話は信じがたかった。

 選挙の微妙な時期を狙って麻生に揺さぶりをかけたと考えるのが自然だ。

 つまり、YTNテレビの報道はこう読むべきではないか。(1ドル=100円で計算しておよそ)1000億円よこせと北朝鮮が麻生を脅迫した。麻生は抵抗した。北朝鮮は脅しに屈しない麻生に次々と脅しをかけた。(1)4月5日、太平洋に向けて弾道ミサイルを発射(2)5月25日、2回目の核実験(3)7月4日、日本海に向け7発のミサイルを連射。さらに核ミサイルを今度は陸地に打ち込むぞくらいの脅しをかけた可能性もある。

ここで、符号するのが幸福実現党の動きだ。4月末に幸福実現党の立党を決めると、5月初めにかけて立党大会を開いたが、当初は北の核ミサイルを警戒せよという警告を中心に、全国各地で街宣活動を開始していた。

同時に、麻生の煮え切らない態度を批判した。「麻生首相は、北のミサイルにどう対応したらいいのかわからない。記者にどうやったらいいんだねと聞いている。これでいいのか。あなたは最高指揮官だ!」

7月の都議会選挙も候補者は立てたが、選挙活動は候補者本人のほかはほとんど活動をしていない。こんな選挙の仕方で当選ができるわけはない。何のために立候補しているのかなどという記事が雑誌などにも出ていた。 

都議選選挙活動期間中、候補者を立てていない政党(政治団体)は街宣活動ができないという規則と合わせて考えると、何のためかははっきりとわかる。北の脅威を国民に知らせる街宣活動をするためだ。(これは筆者の推測)

 北の脅しに対し、日本政府に敵基地先制攻撃を含めた防衛手段を取らせなくてはならない。しかし、反日メディアの攻撃(北を挑発するな、平和を乱すなどの攻撃)で政府としても選挙前の難しい時期にはやりにくい。そうさせるためには、誰かが平和の敵とレッテルを張られるリスクを取っても大きな声で主張しなくてはならない。

 だが、タカ派麻生にしてぐずった。その尻を誰かが叩かねばならなかった。それを幸福実現党は、反日メディアの妨害にあいながら力の限り実行した。

(4)8月4日クリントン元大統領が金正日と会談、女性記者を解放というニュースが入る。その後、北は強硬路線をやめ、融和路線に転じる。クリントンが北の日本への脅しの問題を含め、何らかの話をしてきたと推定できる。

この間、国民の防衛意識は高まった。8月15日、NHKの番組「日本のこれから・核」で、視聴者の中から選ばれた数十人の出演者の中で、日本の核武装を容認する人が、およそ2割くらいおり、国民の防衛意識は高まった。 

とにかく、当面の北の危機は去ったようだ。しかし、鳩山ボンボン政権が麻生ほど戦えるかどうかは極めて疑わしい。その時に、金をむしり取られ領土を奪われ国民を略奪される。これでいいのかどうか。

しかし、何よりも国民の皆様に考えてほしいのは、ここでメディアがどのような役割を果たしたかということだ。

各メディアは、幸福実現党の北の脅しへの対抗を主張する政見コマーシャルを一切流させなかったばかりでなく、諸派と呼んで名前を隠し、幸福実現党の対北への対抗作戦の封じ込めに全力を投入した(産経新聞、日テレなど一部メディアを除く)。つまり、日本を守ろうとする活動を妨害する形で、北の脅しを支援した。

しかし、街宣などで直接、国民にアピールした結果、(もちろん他の保守の皆さんの言論活動などの要因も大きいが)前述のNHK番組に現れているように急速に国民の国防意識が高まった。

その後、朝日新聞は投票日の数日前に防衛の記事を少し出した。幸福実現党の政見コマーシャルも、投票日間際にいくつかの局で北朝鮮以外のものを流させた。これらは丸でいいわけをしているようなものだ。

このへんの経緯を見て、誰が売国奴なのかを国民はじっくりと考えるべきだと思うが。

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