ヘラトリ・トピックス特別版「エリア51秘史とロシアのタイムマシン」

http://heratri-topics-jp.blogspot.com/2011/10/s51.html

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カダフィの末路:リビアは民主化が実現されず、血を血で洗う内戦、内ゲバになるだろう

リビアは2つに割れていくのだろうか…

転載:

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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
     平成23(2011)年10月23日(日曜日)
          通巻第3452号
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 カダフィの末路: 予測したように天目山の武田勝頼になった
  リビアは民主化が実現されず、血を血で洗う内戦、内ゲバになるだろう
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 カダフィが殺害されて、これからリビアはどうなるか?
 もっとも地政学的考察に近い予測は東西弐分裂である。

 カダフィ死亡のニュースを中国で聞いたが、淡々として客観的に中国メデイアは報道していた。
中東の「民主化ドミノ」が、つぎに中国を襲うという恐怖シナリオは、中国の論調からはすっかり消えていた。

 本質的なことを考えてみると、あのカダフィ転覆劇は「民主化」ジャスミン革命の延長ではなく、完全な内戦だった。
トリポリとベンガジの対立構造に部族の主導権争いが加わり、ベンガジ派の勢いを観て欧米が次の石油利権を確保するために便乗したのである。

 実際の戦争はNATOが主導した。
 つまりベンガジ政権(国民評議会)は、NATOの後ろ盾がなければ成立せず、セルビアを瓦解させた空爆、サダムを葬った米軍。パターンは同じである。
 制空権を外国軍隊が握っていたのである。

 空爆の威力がどれほどのものかは蒋介石を支援したフライングタイガーの例をもちだすまでもなく、あのとき日本軍は勝っていた戦争に負けた。
 その米欧買弁派だった蒋介石が、内戦でロシア買弁の共産党にまけ、国境内戦は数千万が内ゲバで犠牲となった。


 ▲ベンガジの陸軍戦闘力の中核はアルカィーダ

 ユーゴがばらばらになったのも、チトー独裁が崩壊すれば、背後の外国勢力との代理戦争に発展したのは火を見るよりも明らかである。
ユーゴスラビアという幻想の共同体が解体され、六つの共和国の誕生という背後には、NATO、ロシア、イスラムの三つどもえの目視しにくい戦争があった。

 ミロセビッチ、カラジッチ、サダムといった民族主義者を裁くのは欧米の論理であり、今度のカダフィ敵視も、ひたすら欧米的価値観をおしつけて、それが「民主」という形骸を当該国家に押し売りする。
 欧米のテレビ報道は「民主化」の驚喜、狂喜にわく民衆の笑顔のみを伝えているが、エジプトでチュニジアで、政権打倒後がそうであったように、実際の現場で展開されている実態は、民主政治とはえらく遠い。 

いずれ民主路線は破綻し、内戦に発展するだろう。当面は暫定的に民主化の過程へすすむ裡に欧米の政治指導者は選挙でかわるだろう。
 カダフィに代わる強権政治家は、いま、リビア国民評議会の軍事力をおさえているアルカィーダにある。

 嘗て三月の時点で小誌が予測したが、カダフィの末路は「天目山の武田勝頼」になった。
今後、リビアは向かう二年間はともかくとして、いずれ民主化のかわりに血を血で洗う内戦、内ゲバになる可能性が高いだろう。

『ロシア情勢の深層を読み解く』

今後のプーチンの動きに注目してみようと思う。

『世界の目を醒ますヘラトリ・トピックス』31より転載:


 RDN(ロシア伝道ネットワーク)の活動も、いよいよ本格化してきましたので、このあたりで一度、ロシア情勢(日・ロ・中三国関係)の今を、よく分析しておきたいと思います。
 来年3月で、事実上、首相へ更迭?されることが決まった、ロシアのメドベージェフ大統領は、在任中に、歴代誰もがやらなかった「北方領土訪問」を強行したり、あからさまに中国政府に接近したりして(対日外交上)、かなり日本の不興を買いましたが、
来年3月の任期切れとともに大統領を辞し、代わりに、あのプーチン氏が大統領職に復帰することが事実上決まって、さて、「今後の日ロ関係(東アジア情勢)はどうなるのか」をいぶかしんでいる方も、いらっしゃるかもしれません。

メドベージェフ時代には、航空自衛隊の対ロシア空軍機スクランブル(緊急発進)が倍増し、それは、プーチン復帰が決まった"野田首相就任直後"にも、まるで試すかのように繰り返されたので、余計にロシア側(プーチン)の意図を怪訝(けげん)に思った方もいらっしゃることでしょう。

 しかし、国際政治においては、この程度のことは、「挨拶(あいさつ)代わり」として軽くいなす“面(つら)の皮の厚さ”も必要で、諸葛孔明霊のように、
「JALで解雇された一万六千人を航空自衛隊に編入して、北方上空の警備にでも充てましょうか」(注1)
と、ひとこと脅し返せば済んでしまう話なので、いちいち新聞紙面で声高に叫ぶのは、やや大人げないと言えるでしょう。
むしろこの間、キラリと光ったのは、9/25付の産経新聞に掲載された、外務省OBの佐藤優氏の分析でした。
 
ロシアにとって、アジア最大の脅威は中国

 それによると、
「プーチン氏は、「ロシアにとって、アジア最大の脅威は中国とみて、それに対抗するために、日本との関係を強化してきた」のに、メドベージェフ大統領のあまりにも"子供じみた"対日外交によって、それを台無しにされ、
「他の分野でも力量不足で、国を危うくする」と不安視したモスクワの政治エリート達(議員・官僚)と組んで、メドベージェフの追い出しにかかったのが、今回の事実上の「政変」の真相である」との由。
 「KGB(秘密警察)出身のプーチン氏が親日家である」とは、誰も思っていませんが、少なくとも、
「国の利害を冷静(冷徹)に判断して、組むべきところとは組む」
発想をしてくることが、ほとんど報道されないところに、この国のマスコミの"中国傾斜"の強さを感じます。
 同じことは、今年5月、東日本大震災の影響で、フィギュアスケート世界選手権の東京開催が困難になったとき、既に1か月前を切っていた段階でロシアが政治決断し、代替地として手を挙げて、日本の面目を保ったときにも言えました。

この大会でロシアが示した、
「被災国日本への特別な配慮は、特筆に値する」

とは、多くの国が指摘したところですが、それは、
「安藤美姫選手が、試合後観衆に向って、あえてロシア語で御礼を述べた」
ところにも表れています。(注2)
このあたりも、日本の大手マスコミにはほどんど出てこない報道で、

「あのお役所仕事の国ロシアで、これだけ短期間でモスクワ開催に漕ぎ着けた」
こと自身が、プーチン首相の特別指示によるものであることは、関係者の間では有名ですが、こういうことは、日本のマスコミの視点からは観えてこないのです。
「相手の出しているシグナルを正確にキャッチする」
努力が、もっと必要でしょう。

グローバルな視点で、ロシアを観る

 以上のギャップは、ニューヨーク・タイムズ(NYT)に目を転じると、もっと大きくなります。
来年3月の大統領選出馬を表明したプーチン氏が、「旧ソ連の一員だった中央アジア諸国との「ユーラシア同盟」を提唱し、10/10に北京訪問した際には、中国との間で一連の投資契約が結ばれたことに対して、
「これは西側同盟(EU)に対する挑戦だ」
との報道(これには一部欧米メディアも同調)が飛び交いましたが、10/17付のニューヨーク・タイムズ(NYT)のオピニオン欄は、二人の専門家の共同論文『Russia's Eastern Anxieties』(ロシアの東方への不安)

を掲載して、独自の視点を提供しました。その中で、
「このユーラシア同盟は、一見、西欧(EU)に対する対抗のように見えるが、(というのは、旧ソ連圏のうち、ヨーロッパ方面の国は、あらかたEU(西側ヨーロッパ同盟)の方に加入してしまったので、「残った部分だけでも糾合しよう」としたように見えた)、
実体は、中国に対して劣勢に回りつつある中央アジア諸国(カザフスタン、タジキスタンなど)において、「対中国の巻き返し策」を図ろうとしたのだ」
との見解を示しました。

確かに、北京入りする五日前の10/5には、プーチン首相は、
「ロシア製ミサイルに対するスパイ容疑で、中国人関係者を逮捕した」
とわざわざ発表し、(拘束したのは去年の10月と古いことなのに!)、
更には、NYTの言葉を借りれば、
「あんたのお隣の中央アジア諸国と同盟するぞ!
と一発かまして、北京入りする」、
という、いかにもプーチンらしい手法で乗り込んだ姿を見ると、
「湯水のように金をつぎ込んで、近隣諸国を次々と引き込んでいく中国のやり方が、ロシアにとって、最大の脅威である」
というNYTの分析も、よくうなづけます。

 いずれにせよ、我々は、より広いグローバルな視点で、ロシアや中国のことを観なければいけません。それには残念ながら、今の日本のマスコミ報道だけでは、決定的に足りないのです。
(なお、RDNのニューズレターの方には、
『年収が10年で7倍!〜LNG景気にわくサハリン〜』
というコラムを掲載しておりますので、御関心のある方は、是非、下記のRDNアドレスに、御名前等お書きの上、「ニューズレター希望」と御申し込みください。)
northfrontier777@gmail.com

(注1)『もし諸葛孔明が日本の総理ならどうするか?』(大川隆法/幸福の科学出版)
(注2)ロシア問題専門家の菅原信夫氏のコメントによる。

「放射線のリスク評価は年間50mSv以上の被ばくに限定すべきである。」

転載:

http://homepage3.nifty.com/anshin-kagaku/sub081128kondo.html

 私は近藤宗平です。大阪大学医学部に1963年新設された放射線基礎医学講座の教授となり、定年まで23年間勤めました。これから私の意見を述べます。

 食品の放射線照射による殺菌は50カ国以上で許可されているが、日本では禁止されている。昨年の中越沖地震の直撃を受けた柏崎の原発は、運転中の原子炉はすべて安全に自動停止し、原子炉からの放射性物質の流出も微量であったが、それから1年半経過しても、原子炉はすべて停止したままである。この2つの事実は、日本人の放射線怖がりすぎの異常さの反映である。

 日本人の放射線怖がりすぎの原因は何であろうか?

それは、一つには、放射線取締りの行き過ぎである。日本の法律では、一般公衆の被ばく限度は1年間1mSvで、放射線職業人の被ばく限度は5年間100mSvである。

他方、米国の保健物理学会の声明は次のようになっている。「放射線の健康影響は100mSv以下ではでは認められていない。放射線のリスク評価は年間50mSv以上の被ばくに限定すべきである。」

 米国保健物理学会の声明は放射線は年間50mSv以下は安全という主張。この主張に賛成する運動を国内で広げたい。この運動が広がれば日本人の放射線怖がりは治るだろう。


 上記の米国保健物理学会の声明は、2年前の”保物セミナー2006”の要旨集にある金子正人さんの論文「疫学研究の現状としきい値問題」の末尾近くにも引用されている。
 (2008年11月)


ブログ主のオピニオン:

 放射線量の正しいしきい値は1mSVではなく、50mSvである。

世田谷の高線量:原発事故と無関係 床下の瓶にラジウムか

低線量の放射線は、むしろ体にいいと言われている。1年間に30ミリシーベルトは人体にどうのような影響があるのか。90歳くらいの女性のこれからの健康調査をしっかりと報道してほしい。

100ミリシーベルト以下の被曝者には、統計的に有意な健康被害が出ていないというのが「真実」だからだ。



転載:

http://mainichi.jp/select/wadai/news/20111014k0000m040083000c.html

 東京都世田谷区弦巻の区道から毎時3.35マイクロシーベルトの高い放射線量が検出された問題で、文部科学省は14日未明、東京電力福島第1原発の事故とは無関係と断定した。同区は13日、区道に面した住宅の床下から見つかったガラス瓶が発生源と発表。通報を受けて調べた文科省が、ガラス瓶は数十本で、表面は最大で毎時600マイクロシーベルト、中身は粉状で大半は放射性物質のラジウム226と推定されると明らかにした。一方、東京都北区の小学校と千葉県船橋市の公園で毎時1マイクロシーベルトを超える放射線量を測定した。【黒田阿紗子、川崎桂吾、吉住遊、橋本利昭、野田武】

 ◇船橋の公園では1.55マイクロシーベルト
 世田谷区は13日、測量会社の放射線専門家に調査を依頼。区道南側に面した木造住宅から高い放射線が検出され、所有者の承諾を得て屋内を調べると、床下から木箱が見つかった。中には紙箱に入ったガラス瓶(長さ約7センチ、直径約5センチ)1本と棒状のガラス瓶3~4本があり、毎時30マイクロシーベルトまで測れる測定器を近づけると針が振り切れたという。

 文科省が調べるとガラス瓶は数十本あり、鉛容器に密閉すると敷地境界線の放射線量は0.1~0.35マイクロシーベルトに下がった。同省によると、この家には90歳くらいの女性が2月まで住んでいたが今は転居。女性の夫は10年前に亡くなるまで一緒に住み、いずれも放射性物質を取り扱う仕事とは関係なく、女性や親族も「あることすら知らない」と話しているという。女性は箱から約2メートルのところで寝起きしていたことがあるとみられ、概算すると1年間に30ミリシーベルトほど被ばくしていた計算になるという。警視庁世田谷署は、放射性物質の取り扱いを定めた放射線障害防止法に違反する事実があるかどうか確認するため、ガラス瓶の保管状況などについて調べる方針。

 一方、東京都北区の区立滝野川第三小学校の体育倉庫裏で13日、除染などの対応をするため北区が独自に設定した空間放射線量の基準値(毎時0.25マイクロシーベルト)の約4倍に当たる同1.01マイクロシーベルトを確認していたことが分かった。

 区によると、区教委職員が9月28日、区の測定器を使い体育倉庫裏の雨水排水管下の地上から約5センチの地点で測定した。雨水を排水する溝はなく、水がたまりやすい構造だったという。区は今後、小中学校や保育園、幼稚園など子供が通うすべての施設で遊具、雨どい、植木付近の放射線量を測定する。

 また、千葉県船橋市は13日、同市金堀町の「ふなばしアンデルセン公園」で、地上1センチの大気中の放射線量が最大毎時1・55マイクロシーベルトを測定したと発表した。

 同市によると、市民グループが12日に計測したところ最大同5.82マイクロシーベルトを測定。同市が13日に同種の測定機器を用いて同じ場所を測定したところ、5.82マイクロシーベルトの場所は0.91マイクロシーベルトだったが、園内の切り株の下で同1.55マイクロシーベルトだった。同市は周辺を立ち入り禁止とし、砂利や表土を取り除いた。測定に誤差が生じた点について同市は「同じ機器による1日違いでの誤差としては考えられない大きさ。徹底して清掃などをしたい」と話している。

 ◇ことば「ラジウム」
 1898年にキュリー夫妻が発見した放射性元素。時計の文字盤などの夜光塗料や医療用放射線源などに利用されていたが、発がん性が指摘されたため、現在はほとんど使われていない。ラジウム226の半減期は1600年。放射線を出してラドンに変化する。08年には千葉県野田市の塗装会社がラジウム226を含む夜光塗料など50リットル缶43本を放置し、文科省から撤去命令を出された。

毎日新聞 2011年10月13日 21時27分(最終更新 10月14日 1時56分)

池田VS武田論争から何を学ぶか

世界には10mSVの放射線量の地域がある。1mSVにこだわる社会通念はおかしい。

左的な価値観を、日本人は卒業すべきである。


転載:

http://news.livedoor.com/article/detail/5923847/

はじめて池田信夫氏のブロゴスニュースへの転載記事を読んだ時は池田氏が神様のように見えてものだ。

その発信力の凄さと内容の濃さに圧倒された。大学で教えている教授の方が毎日こういう風に様々な世情のことに的確にコメントを出されていることに感嘆した。それ以来、私は池田氏を目標に只管精進してきたつもりである。

幸い私がもっぱら政治のことと司法のことについて書いていることから、ブロゴスニュースへの転載記事の数は池田氏を超えるようになったが、池田氏のブログから学ぶことは多い。
そういう賞賛の目で池田氏のブロゴスニュースへの500本目の転載記事を読んでいたら、大変気になることが書いてあった。

池田氏が中部大学教授の武田邦彦氏の論稿を口を極めて非難しているのである。

武田氏の論稿をでたらめ、とまで決めつけているのだから、学者のブログとしては実に常軌を逸している。そこまで決めつけていいのだろうか、と思わず心配するくらいの激しい非難だが、名指しされて批判された武田氏はこれにどう答えるのだろうか。

池田氏の批判が当たっているとしたら、武田氏は虚偽の風説を流布していることになる。武田氏の所説がもし正しければ、池田氏の批判・非難は名誉棄損・侮辱の類になる。

言論で生きる人たちは、自分の言論に命を懸けているようなところがあるから、ここまで来ると互いに引くに引けないようになるだろう。

池田氏のブログに大変なフアンがおられ、その発信力がどんどん高まっているのと同様に、武田氏のブログにも大勢のフアンがおられ、発信力がますます増大していることも間違いない。私にとっては池田氏のブログも武田氏のブログも大事なブログであり、それぞれ私にとっては貴重な情報収集源になっている。その二人の著名ブロガーが私たちの目の前で大変なバトルを展開しているように見えるのである。

放射性物質が経口摂取されて人の体内に入った時に、いつ、どんな健康被害が起こり得るのか、門外漢である私には分からない。したがって、私たちの目の前で繰り広げられている論戦を見てもこのお二人の所説のいずれが正しいのか、いずれに軍配をあげたらいいのか、まったく判断できない。

しかし、この議論の中身は極めて重要であり、いい加減に放置しておいて事態が自然と収束するのを待てばいい、という態様のものではない。池田氏の所論のとおりであるとすると、武田氏はこれ以上同じことを主張し続けると、福島等で農業等に従事されている方々や農作物の販売等に従事されている方々との関係で、虚偽の風説を流布して人の信用を毀損し、またはその業務を妨害した者になる虞が出てくる。

また、仮に池田氏の諸論が誤っていたとすると、今度は池田氏が名誉棄損、あるいは侮辱したことになり、同時に虚偽の風説を流布して武田氏の信用を毀損し、またはその業務を妨害したことになる虞が出てくる。

両方とも正しいとか、両説の中間に真実がある、などという代物ではない。もう少し穏やかな表現ぶりで徹底的に議論を尽くして、いずれの所説が正しいのかを明らかにしていただきたい。そう、お願いしたいところである。

参考 池田信夫氏の10月6日付けブログの抜粋

「理科系の大学教授(一見すると専門家に見える)の肩書きででたらめな話をしている武田邦彦氏は、あまりにもひどいので放置できない。彼の放射能デマの白眉は、この3月14日の記事だろう:

現在の状態で「原子炉が爆発する」可能性は3つある。

1) 水素爆発: 露出した燃料に水が接触して水素を発生し、炉の外にでて酸素と結合して爆発する(化学反応)、

2) 水蒸気爆発:高温の物体に水が接して急速に水蒸気になり、その体積膨張で爆発する(物理的爆発)、

3) 核爆発:燃料が溶けて固まり臨界状態に達して原爆となる

原発が「核爆発」するなどという人物が工学部に在籍しているのは、恐るべきことだ。さすがに彼も自分のブログではこの記述を削除したが、ウェブ上にはたくさん証拠が残っている。その後、彼はテレビで「(東北の野菜は)健康を害しますから出来るだけ捨ててもらいたい。畑に青酸カリがまかれた」と発言して一関市長から抗議を受け、その返信で、放射性セシウム137の{成人、経口}での50%致死量は0.1ミリグラム程度です。これに対して青酸カリは{成人、経口}で50%致死量が200ミリグラム程度ですから、青酸カリの方が約2000倍ほど毒性が低いという関係にあります。と説明したが、これは多くの人々の指摘するように、とんでもない誤りである。

0.1mgのセシウム137は50年間に4Svの放射線を出すが、セシウムは体内に吸収されないので、数日で排出される。そもそも0.1mgのセシウム137を摂取するには、暫定規制値500Bq/kgの野菜を数百トン食わなければならない。

きょうの記事では、「被曝と人体」についてはほとんど判っていないので、学問で決めることはできず学者や医師は発言を控える必要がある。もし目の前で被曝している人がいないときなら自由な議論が必要だが、被曝している間は学問は無力であり、社会のコンセンサス(1年1ミリ)を尊重しなければならないと書いているが、何を根拠に「ほとんど判っていない」などといっているのか。被曝と健康被害の関係については、不幸なことに広島・長崎の被爆者12万人のデータがあり、きわめてくわしく正確にわかっている。

その被爆者の調査をした近藤宗平氏もいうように、100mSv以下の被爆者には統計的に有意な健康被害が出ていないのだ。


武田氏は「科学的根拠のない話をするな」と批判されたのに対して逃げを打っているのだろうが、「社会のコンセンサスが1年1ミリ」だから尊重しろというのは、科学者としての責任放棄である。同じ論法でいえば、彼の批判している地球温暖化についても、国連で「社会のコンセンサス」ができているのだから議論するなということになる。「目の前で被曝している人」がいるからこそ、正確な基準を決める必要があるのだ。

最近の彼の記事には、こういう逃げ口上が目立つ。事故の直後に思いつきで危険をあおってみたら多くの科学者から批判を浴び、「国の基準」を論拠に反論したらその基準に科学的根拠がないことがわかり(これは彼も認めている)、いよいよ「社会のコンセンサス」なる曖昧な基準を持ち出してきた。もういい加減にデマを売り歩くのはやめてはどうか。本と講演で十分もうけただろうから。」

(筆者の感想 最後の一文は明らかに余計だ。ご用心、ご用心)

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