脱原発派は、この夏エアコンなしで過ごすように!

> 実際、反原発デモは、それら左翼の「伝統」「お家芸」とでも言うべき、マナー違反続出なしろもので、警察との取り決めは守らず、夜遅くまで酒を飲み音楽を流し、一般の参加者が乱暴されたという掲示板の書き込みや、傍若無人の限りを尽くしたデモの参加者が、帰路、電車に乗り込んでは「何でこの電車は冷房効かせてないんだ!!!!」と文句を怒鳴っていたという書き込みがネットの掲示板に流れた。(←最後の一言、いくらなんでもネタじゃないのか?と思っているのだが、「彼らならやりかねない」という疑いも捨てきれない)

この話を読んで、すぐに電車での通勤があった。
朝の通勤ラッシュの時間帯、節電のためかエアコンがほとんど効いてなかった。車掌のアナウンスにもそういった文言はたしかに含まれていた。

人がくっついているので、とにかく暑い。汗をかいている人が多いし、タオルを持ってゴシゴシ汗を拭いている人もいた。。私は思った。「このまま猛暑日に入ったら、電車内で熱中症で倒れる人がでるかも?!」。

そして、帰りの電車、これも多くの人の帰宅時間帯だった。私は、「また冷房効いてないのか?」と思ったが、今度は効いていた、「涼しい」。ところが私の前に立っているショートカットの女性が、汗を拭いている。「えっ、この電車内は涼しいのに?」。「走って電車に乗り込んできたのか?」。人は個人差が大きい。

色々考えながら、

節電のための熱中症で倒れる人が続出し、亡くなる人も出てきたら、菅ペテン師政権のせいである。

脱原発派は、この夏にエアコンOFF生活をして、過ごしてみてください


転載:

http://www.manjusri.net/

一年前「英雄」扱いされた菅首相が、被災地で罵声を浴びるまで

2011-06-22 (水)

 前々回に引き続き、今回も政治の備忘録。
 政治ウォッチをしながら、「これまたなんともひどい二週間だったな」、と思った人は多いだろう。
 この二週間を、各種動画リンクつきで振り返ってみる。(直リンは新聞記事と動画サイトのみ、各ブログへはアドレスの記載のみにしてあります)

 まず、六月頭の菅首相の不信任決議案否決があり、その翌日の西田議員による、菅首相の各種疑惑への追求があった。
 西田議員の太刀筋は鋭く、みごとにこれで追い詰められたかに見えた菅首相だったが……

 なんと、首相は、翌日から、完全に居直り、辞めるつもりは毛頭ないことを明らかにした。
 いや、こんな恥知らずが総理にいた場合のことなど、誰も想定できなかったに違いない。
 こうなると、逆に与党は次の一歩が踏み込めなくなった。
 なにせ、首相に「解散総選挙」を実行されたら、今、民主党は壊滅するのを一番よく知っているのは、民主党幹部達なのだ。
 この局面はかなり腹立たしいことだったが、ここでまた菅首相に追い風が吹く。
 「反原発」ブームである。
 いや、正確には、マスコミが「脱原発」をブームにしようと、ほとんどマスヒステリア状態とでもいうべき報道を行ったのだ。
 連日のように、「脱原発」を錦の御旗のようにして、さらに、それが全日本人の願いであるかのように報道されたそのありさまは、

【自民・石原氏、反原発は「集団ヒステリー」】http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110615/stt11061508010002-n1.htm という言葉そのものであった。

 しかし、その馬脚はすぐに現れ始める。
 六月十日以降、テレビで流された「脱原発」のデモ。
 映像を見て、唖然とさせられたのは、反原発デモのはずなのに、電通などの「労組」や、「憲法九条を守れ」、それどころか、「三里塚」「全共闘」などという懐かしいのぼりが色とりどりにはためいて居て、デモ行進しているのが、かなりの高年齢の人たちだ、ということだっただった。
 (当日の画像と考察については、ブログ【脱原発デモ―美化しようとしてもバレてるよhttp://d.hatena.ne.jp/oguogu/20110612/1307866403】
 をご参照あれ。それにしても、「三里塚」って……「全共闘」って……「まだみなさん、生きておられたのかっ!」と心底驚愕した。小生の学生時代でさえ、もう絶滅寸前の危惧種みたいな存在だったぞ、あの人たちは)
 この画像により、「反原発」は、純粋な市民運動ではなく、左翼の人びとの最後の牙城としての旗印だったことが明らかになった。
 実際、反原発デモは、それら左翼の「伝統」「お家芸」とでも言うべき、マナー違反続出なしろもので、警察との取り決めは守らず、夜遅くまで酒を飲み音楽を流し、一般の参加者が乱暴されたという掲示板の書き込みや、傍若無人の限りを尽くしたデモの参加者が、帰路、電車に乗り込んでは「何でこの電車は冷房効かせてないんだ!!!!」と文句を怒鳴っていたという書き込みがネットの掲示板に流れた。(←最後の一言、いくらなんでもネタじゃないのか?と思っているのだが、「彼らならやりかねない」という疑いも捨てきれない)
 ほか、当日の様子に関する記事は、【どこも書かないのでドキュメント6・11新宿アルタ前その1:反「反原発派」の主張】(←東スポで恐縮です)
http://www.tokyo-sports.co.jp/writer.php?itemid=14100

 さて、デモの映像がまずい、とみるや、マスコミは、次々と有名な芸能人の名前を出して、彼らの語る原発反対論を流していく。その代表格が、

【村上春樹がバルセロナで反原発演説】http://www.newsmag-jp.com/archives/8567(←あ、村上氏、言っちゃいましたか、という感じ。大江氏といい、日本のノーベル文学賞候補とか受賞者はこんな人ばかりだな)

 村上氏だけでなく、そうそうたる文化人に加えて、加藤登紀子氏、坂本龍一氏といった、日本人の心を慰めてきた音楽の作り手たちの名前も登場する。このころは、「えっ、この人も左翼か」「この人もだったのか」と驚くような名前とコメントが次々挙がっていた。

 そんな中で、六月十二日、菅首相は、脱原発の信奉者の集まる「エネシフ」集会に出席。
 菅首相はソフトバンクの孫社長と並び、英雄扱いを受ける。
 松田美由紀氏(故・松田優作氏の奥様)などのツイッターでも、キャーキャー騒いでいたであろう、参加者のその場の興奮ぶりがよくわかる。

 動画 【エネシフ集会】放射能汚染の元凶に熱狂する気がふれた人々(←むごいタイトルですな)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14758036

 きわめつけが、その会場で、菅首相は躁状態でゲラゲラ笑い、ピースサインをし、あげく、
 菅首相「菅の顔だけはもう見たくないという人が結構いるんですよ、国会のなかには。
本当に見たくないのか(←これを三回繰り返す)、それなら早いところこの法案を通したほうが良いよと。この作戦でいきたいと思いますので、よろしくお願いします」
 と、何の屈託もない笑顔で、語ったのだった。
動画 【本当に見たくない菅直人】 20110615 http://www.youtube.com/watch?v=Y_MauX8r7eU (←かなり腹が立つので視聴は要注意)

 ……正直、泣けてくる。
 これが自国の総理の姿とは信じたくない。
 ……被災地では餓死者が出、【原発周辺の知的障害者が大量に急死 】(毎日新聞) という記事も出ているというのに。
 いっぽうで、この期に及んで復興は全く進まず、逆に、次なる課題として、被災地を映す画面には大量のハエが飛び回りはじめていて、現地の衛生状態の悪化がわかり、ぞっとさせられるほどだ。(被災者でもある小野寺議員が懸命に訴えていたが、この件に関しても管内閣は何もしていないに等しいのではないか)
 なのに、首相は、自分のことだけしか考えて居らず、ひたすら延命できるとばかりに、この笑顔なのである。
 (ネットで「この顔を見て、悪魔というものが実在するということを思い知った」という書き込みがあった。……うむ、みなさん、ようやく気付かれましたか。)
 【さらに関連動画】6/15 エネシフ勉強会なる会合【缶「カンの顔を見たくないなら通せ」】http://www.nicovideo.jp/watch/sm14757242

 これにはさすがに、BSフジにて、
 福島県郡山市の視聴者FAX
「菅総理のケラケラ笑いピースサイン。何が可笑しいのでしょうか? 楽しいのですか?何のピースですか?私は 3.11以来、心の底から笑えません。あの 総理の姿を見て悔し涙が出ました。総理の側近の方々、教えて下さい。総理は一体 なにが可笑しいのでしょうか?」
 という血の出るような投書があった。
 それでも、そのときのテレビ局側は、「気分を害されたのだったらば申し訳なく思います。ただ・・・」といって延々と言い訳している。
動画http://www.youtube.com/watch?v=k13fS-yvv8U
ニコニコ動画版http://www.nicovideo.jp/watch/sm14778248

 その後も、マスコミの煽りは続く。
 引き続いての話題は、イタリアの国民選挙だ。
 この結果をもって「イタリアの国民選挙では反原発派が圧勝した」と派手に報じ、海外の基準に弱い日本人の心を揺さぶろうと報道はじめた。
 ところが、そもそもイタリアの今回の選挙は、なにかと問題の多いベルルスコーニ首相に関する信任選挙であったのだ。
 しかも、首相支持派には「当日、選挙に行かないように」という呼びかけまであったので、勢い、反対派が多く選挙に行ったことになる。
 この事実、知らないとは言わせない。なにせ、中日新聞ですら、
 【社説】 イタリア脱原発 欧州からの新たな警鐘
 「投票結果は、買春罪などで起訴されている現首相に対する審判の意味合いが強かったとはいえ、その深層にはイタリア国民の自然への畏怖があったと思いたい。 」
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2011061502000005.html と書いているのだ。
 だが、このポイントをマスコミは完全に伏せ、ミスリードをさそうように報道を繰り返した。
 そして、その煽りにのるかのように、

【菅原文太 吠えた!反原発三国同盟じゃ!!】 http://www.daily.co.jp/gossip/article/2011/06/15/0004172766.shtml(←日独伊の「反原発」同盟については、ほかからも声が上がっていたが、有名な俳優さんが言っているというのがポイント。しかし、「三国同盟」なんて単語じたい、平素なら反戦大好きなマスコミは袋だたきにするはずなんだがなあ)

【スタジオジブリが脱原発の横断幕…宮崎駿監督が考案】 http://www.sanin-chuo.co.jp/newspack/modules/news/article.php?storyid=1109655009 (←これはまあ、納得。なにせ、もののけ姫のメイキングなどを見れば分かるが、宮崎監督はガチガチのど左翼・エコロジストで、セルアニメの廃止にも大反対だった人物。やるだろうなと思ってました。)

 等々を大きく報じている。
 この期に及んで、マスコミ大応援団は、「なんの、菅さんは悪くない、すべて自民が悪いのだ、原発が悪いのだ、世界中の人が脱原発で動いている」、と訴え続けていた。
 そして、各社、定期的に政党支持率のアンケートを行っては、「首相の支持率はまだ三割、政党支持率も二割近くある」「自民の支持率なんて民主より低いか、よくてちょっと上回るぐらい」、という数字を出している。

 だが、イタリアの「反原発派圧勝」と同じからくりで、どうもこの数字自体怪しい、というのが今月、明らかになった。
 なぜなら、六月五日に報じられた青森知事選では、開票ゼロ分(!)で、民主の敗北が確定した報が流れ、開票が終わってみると、自民の候補が民主候補を、ダブルスコアどころか、4倍の大差をつけて瞬殺していることは報じられていない。これで内閣支持率が二三割とか、ちょっとありえないのではないか。
 青森県選管 http://www.aomori-s1.jp/chiji/HTML_K/kaihyoc_chi.html

 実際、マスコミの支持率調査は、誘導尋問に近く、必死で民主が頑張っていることを刷り込みしようとしている質問が少なくない。
 内閣支持率は、ゲタをはかせてもらった数字ではないのか、というのがますます明白になってきた。
 この擁護に次ぐ擁護によって、逆に、かなりの人たちが、マスコミと民主党がおかしいと思い始めたのではないかと思う。

 そして、ついに、六月十八日のフジのニュース。
 菅首相、視察先で、「ペテン師は辞めろ!」と罵声を浴びせられる。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00201722.html

 ……一年前を思い出す。
 「鳩山なんてしょせん金持ちのボンボン。菅さんこそ本当の民主の代表だ!」といわれ、「お茶の間に超人気」の某司会者からは「日本の夜明けだ!」と言われて迎えられ、あたかも救世主扱いされていた人物は、ここまで人びとから憎まれるようになってしまった。

 そして、そこまで見放された首相に対し、未だにその首を取ることが出来ない与党なのである。
 「もうだめだ 党内みんな メルトダウン」 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110520/stt11052023500014-n2.htmとか川柳読んでる場合ですか、と申し上げたい。(お気持ちはわからんでもないが)

 混迷に次ぐ混迷で、ひどい状態が続いている政局だが、この二週間、救いがあるとすれば、
【原発問題】IAEA閣僚級会合で海江田経産相 “日本は原発推進” を表明▼NHKニュース [6月20日21時46分]
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110620/t10013652791000.html  だろうか。
 海江田さんに関しては、G8で菅首相がいきなり「ソフトバンクと菅首相のつながり」について語ったときも「初耳」だと言っていたし、菅首相と意思の疎通が取れているのか微妙に不安だったのだが、菅首相からも「再稼働の方向で」という話がでているというので、とりあえず、この首相がかろうじて獲得されたかもしれない、蜘蛛の糸のような「良識」が、このまま切れずに続いて欲しい、と願うのみだ。
 (なお、上にあげたエネシフ集会の方々は、この動きに「えーっ、どうしちゃったの菅さん」と、がっかりしていると言うから、これで「反原発」層を支持層に取り込むことも出来ず、「郵政解散」を真似た「原発解散」もできなくなってしまった。本当に菅首相、目先のことしか考えないのだなあと感心する)

 さらに、もう一つ嬉しいニュースは、「理化学研究所などが開発中のスーパーコンピューター「京」が計算速度で世界ランキング1位を獲得」。
 こちらは手放しで心の底から喜べる。
 スタッフのみなさん、蓮舫議員の仕分けにもめげず、本当に良くやって下さった。日本人として感謝申し上げたい。
 (しかし、それに対する民主党のコメントというのが【「蓮舫議員の発言、むしろバネに」 スパコン世界トップで高木文科相】http://sankei.jp.msn.com/life/news/110621/trd11062112090009-n1.htmだもんなあ。
 これを読んで、「研究者の皆さんが謙遜で言うならともかく、仕分けを指示した民主党、お前らが言うなよっ!」と血管が切れそうになった人は、絶対に数多いはずですよ)
 
 ……菅首相、笑っていられるのは本当に束の間ですぞ。
 日本人がみな、被支配性(ガバナビリティ)が高い羊のようにようにおとなしい、などと侮るなかれ。
 たとえば今年、去年にも増す暑い夏になり、多くの企業が逃げ込んだ関西あたりで電力不足になり、計画停電どころか、大規模な「無計画停電」が頻発したりしたら。
 「日本で唯一打ちこわしが起きてもおかしくない土地」といわれる(←失礼)大阪府民は、絶対に黙っていないだろう、と思うのは小生だけではないはずである。
 そこへ中国海軍が尖閣に上陸、などといったらもう、この国は、目も当てられない。
 そんな未来に対処できない、と思うならば、総理の椅子だけでなく、政権そのものを、早々に問題解決能力のある政党に、お譲りいただきたいものである。

 なお、この流れに先立つ六月七日、幸福の科学・大川総裁は幸福実現党のついき党首と百分間ほどの対談をしている。
 こちらのブログで一部、政局などとからめてご紹介できるようならさせていただきたいと思っているが、マスコミや日本の未来、そして、ついき党首と大川総裁のお人柄がかなり如実にわかり、うんざりするような政局に対して、まだ日本に希望がある、と信じられる、嬉しい対談となっている。

 支部で一部始終を見ることが出来るので、まだの方はご覧あれ。
 対談は見たいのだが、幸福の科学への会員登録がちょっとなあ……という方は、わずらわしさのないネット会員に登録(入り口はhttp://www.hs-group.org/net/)してから、お近くの支部でさくっと拝聴だけされるとよろしいかと存じます。
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【日の蔭りの中で】 京都大学教授・佐伯啓思 原発事故の意味するもの

日本のマスコミは馬鹿なので、脱原発のドイツ、スイス、イタリアばかりを報道する。

日本のなかの脱原発派は、経済縮小をよしとする貧乏神的な存在だろう。


転載:

http://http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110620/dst11062002160004-n1.htm

2011.6.20 02:16

 想定外かどうかはともかく、今回の大地震が原発事故を誘発したことは深刻な事態である。この問題はさしあたっては脱原発かそれとも原発推進かという二者択一で論じられているが、どうやら議論は膠着(こうちゃく)に陥り、決定的な視点が見いだせない。そして、その決定不能な宙づり状況こそ今日のわれわれの姿である。

 原発をどうするかは、むろん日本だけのことではなく、世界の主要国の共通の関心であり、その対応はそれぞれの国益や国情を反映している。中国やベトナムなど、いっそうの経済成長をめざす国は原発推進を表明し、アメリカも同様である。国内電力の8割を原発に依存するフランスもいち早く原発推進を打ち出した。

 一方、ドイツ、スイス、イタリアは現状では脱原発路線を打ち出している。特にイタリアは国民投票で明確に脱原発が表現された。ドイツなどが今後どのように推移するかは不明だが、これらの国は、将来のグローバルな市場競争での成長を追求するよりもむしろゆるやかな経済への傾斜をめざしているように見える。もしも、日本が脱原発に向かうとすると、スイスを除いて先の戦争の敗戦国が脱原発ということになり、そこに何か心理的なものがあるのかもしれない。

 しかし現状で日本は崩れゆく建屋の前にたたずんで呆然(ぼうぜん)としているようにみえる。じっさい、これは決定不能なのである。決断して選択するほかない。

 どうしてわれわれは決定不能な状態に陥っているのか。それは、これが「価値」にかかわる選択であり、そして「価値」についての選択をわれわれは極力回避してきたからではなかろうか。

 原発は近代技術の極致である。近代技術はどこかで人間の支配の領域を超えてしまう。近代技術をささえるものは専門科学であるが、専門科学は、つねに一定の仮定(想定)のもとで理論的な正解をだしてくる。その想定のもとで技術がつくられる。これは原発にせよ、ロケットにせよ、ITにせよ、遺伝子工学にせよ同じことだ。ところが、じっさいにはたいてい「想定外」のことがおきる。というよりむしろ近代技術そのものが「想定外」を生みだしてしまうのである。

 たとえば、3年ほど前にリーマン・ショックが起きたが、これなどまさしく「金融工学」という独特の技術が生みだしたパニックといっても過言ではない。「金融工学」という「技術」は、ITや統計学や数学の技法を駆使して金融取引のリスクを管理できるとした。それは一定の統計上の想定のもとでは成り立つが、じっさいには、金融工学を使った取引そのものが金融市場を不安定にして「想定外」を生みだしたのである。

 そこでわれわれは一つの逆説に直面する。それは、近代技術はある「想定」をおかねば成立しないのだが、ほかならぬその技術そのものが「想定外」の事態を生みだしてしまう、ということだ。

 今回の原発もその面が強い。発端は予想を超えた巨大津波だが、その後の事態がどう進行するのかは「想定外」になってしまい、管理不能に陥ったのである。

 こういう技術によってわれわれの生活が維持されていることをまずは知っておかねばならない。ITにせよ、遺伝子工学や生命技術にせよ、じっさい、いかなる「想定外」を生みだすかは不明といわねばならない。そして技術が高度化すればするほど、「想定外」が起きるリスクは高まるであろう。われわれはその途方もない危険を受け入れることで、今日の豊かさを作り上げてきた、というほかない。

 しかし、ほんとうのところわれわれ日本人にそれだけの自覚があったのだろうか。あるいは、豊かさであれ、経済成長であれ、近代技術への確信であれ、ともかくもある「価値」を選択的に選び取ってきたのだろうか。私にはどうもそうとも思われない。

 アメリカには強い科学技術への信仰や市場競争への信仰という「価値」がある。中国には、ともかくも大国化するという「価値」選択がある。ドイツにはどこかまだ自然主義的志向(あの「森」への志向)があるようにもみえる。では日本にあるのは何なのか。それがみえないのである。

 戦後日本は、大きな意味では国家的なあるいは国民的な「価値」選択をほとんど放棄してきた。アメリカ並みに豊かになりたいという漠然たる期待はあったが、それも「価値」をいうほどのことでもない。だからこそ逆に「価値」選択の必要のない近代技術を受け入れ、もっぱら技術に依存した豊かさを追求したのである。そこにアメリカのような技術信仰があったわけでもなく、ただ、他国がそうしているから、アメリカがそうしているから、というだけのことであったろう。状況を読むつもりが状況に追従することになっていった。しかし、そのおかげで価値を問うという面倒なことを回避できたのである。

 しかしもうそうはいかない。原発の将来は日本の将来の選択にかかってくるのである。脱原発は脱経済成長路線を意味するし、日本の国際競争力を落とす。そのことを覚悟しなければならない。一方、原発推進は、高いリスクを覚悟でグローバルな市場競争路線を維持することを意味する。グローバルな近代主義をいっそう徹底することである。いったいどちらを選ぶのか。どちらの将来像を選択するのか。われわれはただ原発そのものではなく、その将来像を「価値」選択しなければならないのである。(さえき けいし)

「福島原発のリスクを軽視している」 「安全説」山下教授に解任要求署名_幸福実現党は、正論の山下教授を応援して

幸福実現党は、正論の山下俊一・長崎大学教授を応援してください。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110614-00000005-jct-soci

転載:

J-CASTニュース 6月14日(火)20時22分配信

福島第1原発から放射性物質が放出されて続けている問題で、一貫して「安全・安心説」を唱えていると受け止められている識者が、福島県放射線健康リスク管理アドバイザーの山下俊一・長崎大学教授だ。1年間に許容される被曝量として「20ミリシーベルト」という数字が議論になるなか、山下氏は「100ミリシーベルト以下のリスクは分からない」との立場を崩していない。これが「リスクを軽視している」と批判を浴びており、NGOは、解任を呼びかける署名活動を始めている。

 山下氏は、長崎市生まれの被曝二世。1991年から約20年間にわたって、チェルノブイリやセミパラチンスクでの被曝者治療に携わっている。05年から2年間は、世界保健機関(WHO)のジュネーブ本部で放射線プログラム専門科学官を務めている。福島県の放射線リスク管理アドバイザーには3月19日に就任し、県内の講演会で「放射能を『正しく恐れる』ことが大事」などと説いている。

■「年間100ミリシーベルト」の評価

 山下氏に対して解任要求をしているのは、FoE Japanやグリーンピース・ジャパンなどの環境NGO。6月10日に菅首相や佐藤雄平福島県知事に宛てた要請文の中で、(1)特に放射線量が高い地域において、避難・疎開・夏休みの前倒しを促進すること(2)子どもを含む県民の内部被ばく検査の実施、など4項目を要求。そのなかの一つに、山下氏の解任が入っている。要請文では、

  「低線量被ばくのリスクを軽視し、『100ミリシーベルトまでは、妊婦も含めて安全』との言動を福島県内で繰り返しています」

と山下氏を批判。署名活動を7月6日まで展開するという。

 山下氏の発言で主に批判が集中しているのは、「100ミリシーベルト」の評価と、住民を避難させる範囲についてだ。

 例えば、5月3日に、福島第1原発から50キロ以上離れた福島県二本松市で行われた講演会では、山下氏は

  「100ミリシーベルトで、5人くらいがんのリスクが上がることが、長年の調査結果で分かっている。100ミリシーベルト以下は分からない。明らかな発がんリスクは観察されていないし、これからも、それを証明することは非常に困難」

と発言。

 「二本松は危険だから逃げろ」という声があることについては、

  「とんでもないこと」

と反論。

  「皆さん、現実、ここに住んでいるし、住み続けなければならない。広島、長崎もそうだったし、チェルノブイリもそういう状況。そういう中で、明らかな病気は、事故直後のヨウ素による子どもの甲状腺がんのみ。このような現実をもって話している。国の指針が出た段階では、国の指針に従うのが国民の義務だと思うので、そのような内容でしか答えられない」

と発言し、「国の指針に従うのが国民の義務」という発言が、さらに地域住民の反感を読んだ模様だ。

■「30キロ圏外でも必要ならば避難させなきゃだめ」

 その後も、山下氏は「100ミリシーベルト以下のリスクは確認出来ていない」との立場を崩しておらず、5月24日発売の「週刊朝日増刊 朝日ジャーナル 原発と人間」の中では、

  「1回、100ミリシーベルト浴びると、例えば細胞に傷が100個できます。1ミリシーベルト受けると細胞に傷が1個できます。100個の傷にはときどきエラーが起きますが、1個の傷は体がすぐ治します。遺伝子は傷がついても治るという生物学的な生命現象が大前提としてあるので、僕は、微量の被曝には過敏になるな、と言っているんです」

と主張。「潮」11年6月号では、

  「原発の放射性物質によってがんにかかりうるといっても、がんは日本人の3人に1人がかかる病気だ。確率論的に誰にでも起こりうる病気なのに、『放射線のせいでがんにかかる』と心配して生活を台無しにしても仕方がない」

とも述べている。

 ただし、住民を避難させる範囲については、前出の朝日ジャーナルの中で

  「僕は飯舘や浪江、川俣の一部の数値が高いのを見て、自主避難ではだめだ、きちんと命令してあげないといけないと言ってきたんです。国に対しても、30キロ圏外でも必要ならば避難させなきゃだめだとも言ってきました」

と述べており、講演会での発言との整合性を問われる可能性もある。

 6月13日に行われた福島県議会の特別委員会でも、山下氏のアドバイザー解任を求める声があがっており、今後も波紋は広がりそうだ。

もっと放射線のことを勉強せよ!

「静岡でもお茶から放射性セシウムが検出された。東京何かはどの位すごいのか?」という素人話を聞いた。

「大丈夫ですよ。少しすれば出荷制限は解除されると思う。今までの食品もそうなのだから…東京の放射線量は問題ない。」と私は答えた。

そう、下記にも転載したが、川勝知事が静岡茶安全宣言を厚労相に求めている。

それと東京は、日本共産党東京都議会議員団が都内全域で放射線量測定を行った。
http://www.jcptogidan.gr.jp/html/menu5/2011/20110525195904.html

ミリシーベルト=mSv

江東区から練馬区を結ぶ線以東の地域は年間1mSv以上の放射線量となっている可能性がある、と言っているが

日本の一般公衆(医療以外)の年間限度は、1mSvだが、日本の自然放射の年間平均値は、1.3mSv程度と聞いたことがあるし、世界の平均は2.3mSvだ。ブラジル南東部に、自然放射線量が世界最高水準とされる浜辺がある。周辺住民は年間約10mSvを浴びるともいわれる。黒砂の砂浜に限れば、年間放射線量が黒砂の砂浜に限れば、年間放射線量が400mSvに及ぶとの調査もあるそうだ。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110602/amr11060209240000-n1.htm

10mSvが本当に危ないのかは、私には大いに疑問である。

放射線の先生方は、口を揃えて、低いレベルの放射線の効用を主張する。

また、東大医学部放射線科中川恵一准教授の放射線被曝に関する解説では、
・150mSv以下では発癌性率は上がらない。
・妊婦は50mSv以下なら問題なし。
・福島の子供20mSvでまったく問題なし。

そして、20mSvは、国際放射線防護委員会(ICRP)が1年間に浴びて問題のない線量を「有事は20~100mSvの範囲で定める」と推奨しており、日本政府は厳しい値のほうを選択した。

それだから、東京の年間放射線量の値をうんぬんするより

原子力安全委員会 SPEEDI試算結果:
http://www.nsc.go.jp/info/110323_top_siryo.pdf

文部科学省及び米国エネルギー省航空機による
航空機モニタリングの測定結果について:
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/05/06/1305820_20110506.pdf
や民間の老科学者が主張しているホットスポットなど、本当に年間積算放射線量の高いところの、

土壌の入れ替えをできるだけ早くすることが肝要であると思う。

PS.HSに縁が有るような無いような原口元総務大臣、チェルノブイリでは、年間5mSv、18歳以下3mSvで強制移住だったと主張しているが、この基準はタイトだと思う。ブラジル南東部の浜辺の人たちは、年間約10mSvですよ。

転載:
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110611/dst11061112150016-n1.htm

「ホットスポット」調査開始 福島・伊達市で線量測定
2011.6.11 12:15
 福島県は11日、福島第1原発事故の避難区域外で空間放射線量が高く、年間の積算線量が20ミリシーベルトを上回る恐れがある「ホットスポット」のある同県伊達市で、住宅や道路計約650カ所の詳細な放射線調査を国と共同で始めた。

 調査員30人が2日間かけ実施。住宅は市内の霊山町小国地区など3地区485世帯の庭と玄関先で測定、道路は国道115号など3路線の計約16キロを100メートルおきに調べる。ホットスポットの分布を正確に把握し、今後の対策を練るための基礎資料とする。

 伊達市霊山町下小国の農業、佐藤好孝さん(73)宅では、調査員が地面から高さ0・5メートルと1メートルの放射線量を測った。暫定値で毎時1・4~2・2マイクロシーベルトとの結果に佐藤さんは「自分で測ったより低く、少し安心した。計器を持っていない人もいるのでありがたいと思う」と話した。

 伊達市は、計画的避難が進む同県飯舘村に隣接。


転載:
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20110611/CK2011061102000139.html

荒茶2産地で放射性セシウムは規制値内 牧之原と本山で二番茶検査

2011年6月11日

 静岡県は10日、新たに「二番茶」の荒茶の検査を始め、2産地で国の暫定規制値(1キログラム当たり500ベクレル)を下回った、と発表した。他に17産地を、葉の生育状況などに応じて順次、調べていく。

 検査は、厚生労働省横浜検疫所(横浜市)など2カ所に荒茶のサンプルを持ち込んで実施。1キログラム当たりの放射性セシウムの検出量は、「静岡牧之原茶」(牧之原市)が138ベクレル、「本山茶」(静岡市葵区、駿河区)が13ベクレル。県が先行実施した一番茶の製茶の検出量と比べ、静岡牧之原茶は約半分、本山茶は約三十二分の一にとどまった。いずれも放射性ヨウ素は検出されなかった。

 県茶業農産課によると、二番茶の芽は、セシウムを吸収した一番茶の新芽を摘み取った後に伸びるため、葉の中に含まれる量が少なくなる可能性があるという。

 今回検査した本山茶は、静岡市葵区の美和地区で県がサンプルを採取。同地区は民間の食品通販業者の調査をきっかけに、一番茶から規制値超のセシウムが検出された製茶を出荷した工場のある藁科地区に隣接する。

 二番茶はこれから収穫が本格化し、残る17産地の検査時期は、生産者側の要望も踏まえながら決める。

 一方、藁科地区の1工場で規制値を上回る放射性セシウムが検出されたことを受け、県は10日から、同地区内の他の約100カ所の茶工場を対象に、一番茶の製茶サンプルの採取を始めた。今月中に全工場の調査を終了する予定。

新芽摘み、検出量減る
 県が10日公表した二番茶の荒茶の放射性物質検査結果では、一番茶の製茶よりも、放射性セシウムの検出量が少なくなる傾向がはっきりと表れた。

 本山茶(静岡市葵区、駿河区)は413ベクレルから13ベクレル、静岡牧之原茶(牧之原市)は272ベクレルから138ベクレルに、それぞれ抑えられた。県茶業研究センターは、茶の樹体に残るセシウム量が、一番茶の新芽を摘み取ったことで減ったのが要因と分析している。

 放射性セシウムが検出されるまでの過程を、農林水産省は(1)3月の福島第一原発事故で飛散したセシウムが降り注ぎ、古葉に付着(2)葉の表面から吸収し、新芽に移動して検出された-と推定している。セシウムは、茶がよく吸収する栄養分カリウムと原子の大きさなどが似ているのが主な原因とみている。

 4月以降、県内の大気中の放射線データなどに変化はない。このため、一番茶の新芽が摘み取られたことで、樹体内のセシウムの絶対量が減った可能性が高いというのが、県茶業研究センターの見立てだ。一番茶は完成品の製茶、二番茶は加工途中の荒茶が検査対象だが、双方の水分含有量の差は約2%にすぎず、同じ重量ならセシウムの濃度は同程度とみられている。



川勝知事が静岡茶安全宣言を厚労相に求める

 静岡県が厚生労働省の要請で実施した「一番茶」の製茶の検査で、全19産地で規制値を下回ったことを受け、川勝平太知事は10日、細川律夫厚労相あてに「国の要請に応じて検査し、安全を確認した」として、記者会見などで静岡茶の安全宣言をするよう求める要請書を送った。

錯乱する総理大臣

これ本当ぽい。

転載:

http://alance.tumblr.com/post/6048754907/199-12-2011-05-31-15-41-32-39

週刊現代6月11日号より

錯乱する総理大臣 
病院で一度見てもらいましょう。

地震の翌日の水素爆発の40分前には、現場が海水注入を準備していたが、官邸が海水の是非について
判断できず、2時間の空白を作った。
最終的には、菅総理をスルーし、海江田経産省のルートで、海水注入を指示した。

「私に厳しく言われてかっとなり、日本語でもフランス語でもないような言葉を
早口で延々わめいているんです。日本の総理大臣がこんなことになっているなんて
思いもよらなかった。」
佐賀大学元学長 上原 春男氏

ソース
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「注水を止めろ!」という菅直人総理の指示を、「現場判断」で公然と無視し、ニセの文書まで作って官邸を欺き注水を続けていた――。

かつてこれほど侮られ、軽視された政府があっただろうか。
しかも東京電力福島第一原発の吉田所長は、支持を受ける半日前に直接菅直人総理と面会し、言葉を交わしている。

おそらくその段階で、「この人の言うことは聞く必要がない」と見切っていたのだろう。

原発事故発生当時、菅総理はそれほど混乱し、錯乱していた。


5月26日15時、東京電力は単独で緊急会見を行い、前代未聞の事実関係を明かした。

事故発生直後の3月12日夕方、官邸から「最臨界の可能性がある。海水注入を止めろ」という指示を受けたにもかかわらず、吉田所長の独断で注水を継続していた、という。

会見に立った武藤栄副社長も、
「注水継続の技術的な側面については、議論の余地がない」
と吉田所長の判断をかばった。
東電は吉田所長の判断を是とし、総理の指示がいかに的外れだったかを暗に指摘しているのである。

一連の事実経過について、経産省幹部A氏が本誌に提供した1通の極秘メモがある。

メモは、「3・12の東京電力福島第一原発1号機への海水注入に関する事実関係」と題され、この日、官邸で何があったのが、分単位で細かい事実関係の推移がつづられていた。

〈3月12日 18:00~18:20頃
 菅総理から、海水注入による冷却実施についての検討、指示が各所に出る。

総理指示で、原子力安全委員会、同保安院などが検討することになったとされるが、実際には、斑目(春樹)原子力安全委員会委員長、官邸詰めの武黒(一郎)東電フェローらが、
「最臨界の可能性は極めて低い」
と菅総理に進言しても、まったく無視された。

菅総理は
「彼ら(斑目氏ら)の言うことは信用できない」
と、官邸の執務室に篭もり、知識の有りそうな「内閣さんよ」の話を聞いたり、自ら電話をかけていた。

(総理は)興奮状態で、側近の報告が耳に入らないようだった。
その一方で、検討の指示と相前後する形で、海水注入命令が出た。
総理はそれを「知らなかった」〉


■現場の足を引っ張る総理

このメモの記述について、経産省幹部A氏が解説する。
「福島第一では、全電源が失われたことで核燃料が溶融し、地震発生からほぼ1日後の12日15時36分に1号機で水素爆発が起きた。

とにかくすぐに水を入れて燃料を冷やす必要があったが、注入できる淡水はまもなく底を尽き、そのあと注入できるのは海水しかない。
絶体絶命の危機に陥ったんです。

実は海水注入について、もっとも判断が早かったのは、福島第一の吉田昌郎所長でした。

メモによると、水素爆発の40分前の14時54分には、福島第一の対策本部から『準備が整い次第、海水を注入します』という報告が東電本店に届いています。

東電本店からは15時18分に原子力安全・保安院にファックスが届き、海水注入の準備に入ったと連絡してきた。
つまり、1号機が水素爆発を起こす以前に、現場は『海水を入れるしかない』を腹をくくっていたんです。

ところがここからが問題だった。
海水注入の是非についてすぐに判断できず、官邸が大パニックになっていたんです」(A氏)


A氏のメモにも〈現地が混乱、海水注入の準備中断。この後、2時間ほどは、各所の動きが不明〉となっている。
現場が準備を整えていたにもかかわらず、「空白の2時間」を浪費したのである。

なかでもとくに混乱していたのが、菅総理だった。
「菅総理は、海水注入の是非について海江田経産省に検討を支持し、
斑目氏ら安全委員会の専門家に『海水を入れて大丈夫なのか!』と聞いた。

ところが『最臨界の可能性はありませn』という答えに満足せず、
執務室にこもり、知人の科学者に電話をかけまくって自分で調べようとした。


連絡についても、政府と東電の認識は食い違っている。
東電は「注入を口頭で保安院に連絡した」としているが、「保安院は「(連絡を受けた)記録が残ってない」としている。

あくまで東電側の「自主判断」で海水注入が行われたと印象づけようとする理由は、この時点で政府内が大混乱しており、菅総理と海江田経産相の判断が分裂していたことを知られたくないからだった。


この直後、さらに異例の事態が起こった。

「官邸に詰めていた武黒一郎・東電フェロー(元副社長)が、突然福島第一での吉田所長に直接電話を入れたんです。

私のメモによれば、時間は19時4分から11分にかけて。
『海水注入について、官邸の了解を得ていないため、まずい。止めたほうがいい』と説得する内容だった。

武黒氏は19時20分に東電本店にも電話し、『官邸の了解を得ていない。騒動になるとまずい。いったん止めて欲しい』と言い始めた。

電話を受けた側が奇異に感じるほどの慌てぶりだったそうです。
実は武黒氏は、菅総理に叱責されたんです。

『海水注入を始めました』と言う報告にたいし、菅総理が、
『オレは聞いていない! 再臨界の危険があるのに、何をやっているんだ! ただりに止めろ!!』
と怒鳴りまくった」(A氏)

この結果、19時25分にいったん注水は中止した、と官邸には報告された。

第一原発からは、吉田所長も承認した文書が届けられたが、実際には注水は継続しており、官邸を欺くためにも作られたニセ文書だった。

「吉田所長はもちろん処分を覚悟の上だし、東電も薄々知っていた気配がある。
危機を回避するためには、それも鹿らがないという究極の判断だった」(A氏)

菅総理の「錯乱」と「再臨界する」と言う思い込みが招いたドタバタ劇だった。

「総理を説得したのは、原子力安全・保安院の幹部でした。
メモによると、19時40分から、保安院のスタッフが海水注入による冷却の効果と、最臨界の可能性についての検討結果を菅総理に説明した。

ようやく納得した菅総理から、『海水再注入』の指示が出たのは、19時55分でした。
これを受けて、20時5分に海江田経産相が海水注入を命令。東電は胸をなでおろした」(A氏)


■療養が必要なのでは

菅総理自身は、5月23日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、
「(海水注入の)報告はございませんでした。報告が上がっていないものを、『止めろ』と言うはずがありません!」
と語気を強めていた。

一方、斑目原子力安全委員長は、
「私が再臨界の可能性など言うはずがない。そんなことを言ったら専門家としての生命は終わりだ。名誉毀損で、冗談じゃない」
とまで言っている。

どちらがウソを言っているのか「藪の中」のような騒動だったが、現実は「再臨界はない」と主張する斑目氏の意見に菅総理がまったく耳を貸さず、時間を空費していたというのが真相だった。

18時5分と19時55分の二度にわたって注水指示が出ているのも、菅総理の混乱が原因だった。

ある民主党のベテラン議員はこう話す。
「官邸スタッフの間では、『菅さんは病気ではないか』と言う話が出るほど、気分のアップダウンが激しい。
物凄く落ち込んでウツ病のようになるときもあれば、興奮して怒鳴りまくることもある。

いったん思い込むと、いっさい人の意見を寄港としない。
唯一の例外は伸子夫人らしいがね」


ほかにも、菅総理の怒声を直接、耳にした人物がいる。
佐賀大学元学長の上原春男氏は、原子炉復水器の専門家として、地震発生直後から直接、間接に官邸に対し、助言していた。

その上原氏本人が明かす。

「原発が次々に水素爆発を起こした直後の3月20日、
佐賀市内の私の事務所に、原口一博氏ら佐賀出身の国会議員が何人か集まって、
福島の自称について説明するように求められたんです。

私の話を聞いた原口さんが、その場で携帯電話を取り出し、菅総理に連絡を入れた。
私はその電話口に出る形で、総理と直接言葉を交わしたんです」

上原氏は一刻も早い冷却系の回復と、それが深のであれば外部冷却装置の設置を訴えた。

実は上原氏は16日、17日にも事故対策統合本部の細野氏に呼ばれ、上京していた。
しかし結局多くのメンバーが慌ただしく動いているばかりで、まとまった会合は何一つ開かれなかったという。

なかでも、大きな身体で右往左往し汗だくになってひときわ目立っていたのが海江田経産相だった。
上原氏は、統合本部の混乱に呆れ、自らがまとめたレポートを置いて、そのまま佐賀に戻ってしまった。

「20日の電話で総理は、『あなたの書いたレポートには目を通しましたが、技術的に理解ができない』と言う。

『技術的に分からずとも、やる決断はできるでしょう! イエスかノーか、決めてください』と迫ったんですが、話になりませんでした。

異変は起こったのはそのあとです。
菅さんが、舞い上がってしまった。

私に厳しく言われてカッとなったようで、
突然何事がわめきだしたんですよ。

ヒステリックと言うのを通り越して、
ちょっと尋常ではない感じでした。

日本語でもフランス語でもないような言葉を、
早口で延々わめいているんです。

ショックでした。
日本の総理大臣がこんなことになっているなんて、
思いもよらなかった」

菅総理の怒声は電話口を通して、周囲にも聞こえるくらいの大きさだったという。

「そこにいる人みんなが、(電話は)もう止めろ止めろ、と身振りで私に伝えていた」

その時点で上原氏は菅総理との対話を諦め、原口代議士に携帯電話を戻した。

菅総理は、極度のプレッシャーがかかるとにわかに判断停止する、と言う悪癖があるようだ。
別の官邸関係者が言う。

「1号機が爆発した直後のパニックは凄かった。『放射能を拡散させるな!』と怒鳴り、その後17日に警視庁の高圧ポンプ車が放水に失敗すると、
『たかが放水に何時間かかっているんだ! 自衛隊のヘリを全部福島に集結させろ! 警視庁はいったい何しに福島まで行ったんだ!』
と暴言を吐いた。

しかもその後、執務室の椅子に崩れるように座り込んでしまった。
その後1、2号機に通電が可能になった時も、
『遅い遅い遅い!』
と叱咤したという。

周囲は弁明に必死ですが、菅総理は聞く耳を持ちません」

官邸スタッフはこうした菅総理の実像を国民の目から隠そうと躍起になっている。

5月21日に、読売新聞と産経新聞が
「首相意向で海水注入中断」などと報じると、

ある官邸幹部は
「お前らの情報源は分かっている。
流したのはアイツとコイツだろう。
自民党にも渡しただろう」
と汽車に露骨なプレッシャーをかけていたという。

今回東電は明かした発生直後の事実関係や、A氏のメモ、上原氏の証言など総理の実像を知りうる人物の情報によって、錯乱する宰相の姿が徐々にメディアに漏れ始めている。

多くの国民が菅総理の言動に漠然とした不安を感じているが、こうした事実を知れば、不安は不信げと変わるに違いない。

「菅総理は、24日からサミットのためフランスへ向かいましたが、この非常時に6日間もの長期出張の日程を組んでいる。

サミット終了後も、別の国際会議に出席する日程を入れて、1週間近く欧州に滞在する。
これは異例です。

どうやら、菅総理の状態を見かねた信子夫人の進言らしい。
『震災、原発事故対応で神経が疲れているから、少しヨーロッパでゆっくりしたら』ということなんでしょう」(全国紙政治部デスク)

この戦後最大の危機に、この人物が総理でいたのが、国民にとって取り返しの付かない災厄だったのかも知れない。

転載:【注目書籍】震災後、日本を守った米軍作戦の中身 日高義樹氏がレポート

マスコミはもっとこの点を報道してください。

転載:

http://www.the-liberty.com/article.php?item_id=2099

2011.06.01

震災後、アメリカの空母ジョージ・ワシントンとロナルド・レーガンの2隻が実質的に日本を防衛していたことを本欄で以前書いたが、その詳細について、国際ジャーナリストの日高義樹氏が新著『世界の変化を知らない日本人』でレポートしている。以下はその要点。


■震災後、太平洋艦隊の司令官をハワイから横田に移し、可能な限りの米軍を日本周辺に展開。
■ ロナルド・レーガンは仙台沖に到着と同時に、艦載機スーパーホーネットが出撃し、対北朝鮮・中国・ロシアに備え、日本列島北部の防衛体制を整えた。
■ジョージ・ワシントンは横須賀から長崎沖で軍事演習を実施。中国軍の前線部隊が跳ね上がり的に尖閣列島を占領することを懸念した行動だった。
■グアム配備中の無人偵察機グローバルホークが中国沿岸地域を偵察し、中国のミサイル部隊を監視した。西太平洋にいるアメリカの原子力潜水艦と潜水艦偵察機が中国の潜水艦に対する監視を強化。
■米海軍偵察機P3Cが尖閣列島周辺をパトロールしていた。


日高氏によると、こうした救援活動名目の軍事作戦は、東シナ海や南シナ海で海洋権益を拡大する中国に対し、アメリカの世界戦略として「公の海の航行の自由を確保する」強い意志を示したものだという。

本来であるならば、震災時に中国や北朝鮮、ロシアに隙を見せないために、日本が独自でも防衛体制を整えるべきものだ。今回の米軍の軍事作戦から考えるならば、少なくとも原子力空母艦隊、無人偵察機、原子力潜水艦が必要ということになる。

原発事故の最中に言いにくいことではあるが、震災後に現実に日本の防衛をこれらの部隊が担っていたわけだから、真剣に検討すべきものである。(織)

ERSS無私すんな菅、福島原発でベント遅れたのは首相の思いつき視察のせいだった

ERSS無私すんな。

転載:

http://www.news-postseven.com/archives/20110531_21798.html

2011.05.31 07:00

東日本大震災発生直後の3月12日15時半過ぎ、東京電力福島第一原子力発電所1号機の建屋で水素爆発が起きた。菅直人首相は、事前に専門家から大丈夫との説明を受けていたため、この事態に激怒した。しかし水素爆発そのものが、自身の初動ミスで起きたものだ。

 東電は事故から2か月以上経ってから、1~3号炉が炉心溶融を起こしていたという分析結果を発表した。菅首相は「聞いてなかった。知っていて嘘をついていたことはない」というが、それこそ真っ赤な嘘である。

 震災が発生した3月11日の22時、原子力災害対策本部の事務局は、ERSS(緊急時対策支援システム)を稼働させて福島原発の事故進展予測を行ない、メルトダウンを明確に予測し、その情報は官邸にも報告されていた。

 ERSSとは全国の原発の原子炉の圧力、温度などのプラント情報をリアルタイムで把握し、事故が起きればその後の進展を予測して、炉心溶融などに至る時間や放射性物質の放出量をはじき出すシステムだ。

 保安院の資料によると、予測は原子炉の冷却水の水位などプラント情報が比較的失われなかった2号機を中心として行なわれた。

 2号機は地震発生の11日14時47分に緊急停止し、20時30分に原子炉への注水機能が喪失。そして22時のERSS予測にはこう記されていた。

〈22:50 炉心露出
 23:50 燃料被覆管破損
 24:50 燃料溶融
 27:20 原子炉格納容器設計最高圧到達。原子炉格納容器ベントにより放射性物質の放出〉

 燃料溶融も、原子炉格納容器の弁を開けて放射性物質を含む蒸気を排出するベントをしなければ格納容器が設計最高圧を超えて危険な状態になることも官邸に伝えられていたのである。原子力災害対策本部事務局は、この2号機の予測をもとに、1号機と3号機の事故進展予測も行なっていた。

 これだけ重要で正確な情報があったのだから、その日のうちに避難地域を拡大させなければならなかったことはいうまでもない。

 それ以上に罪が重いのは、このERSS予測が、その後も公表されなかった理由だ。それがあれば住民の被曝は最小限にとどめられたはずなのだ。

 この予測が隠されたのは、ベントが遅れた理由が、菅氏の“思いつき視察”だったことを明白に示すからではなかったか。

 緊急停止した原子炉のうち、真っ先に非常用電源が止まって危機に陥ったのは1号機だった。そこで原子力災害対策本部は、ERSS予測通りに12日の「3時半」に1号機のベントを実施する計画を立てた。

 それを物語る資料がある。同日未明の1時12分、同対策本部は気象情報をもとに放射性物質の拡散予測を行なう文科省のSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)に、「3時半放出開始」という条件で、1号機のベントによる放射能拡散を予測させた。

 この時の試算図では、風は海に向かい、内陸部に放射性物質は拡散しないという結果を弾き出した。すなわち、被害を最小限に抑えるタイミングであることを示していた。

 それを妨害したのが「視察に行く」と言い出した菅首相だった。

 当時、首相官邸のオペレーションルームには警察、防衛、国交など各省庁から集められた課長補佐クラスが詰め、首相の原発視察の調整を行なっていた。そこに原子力災害対策本部の事務局からSPEEDI試算図がファックス送信された。

「オペレーションルームでコピーは回覧された。ベントを予定通りに行なえば、総理を被曝させることになる。行かなければ、絶好のタイミングでベントできる。視察を中止すべきだという慎重論も出たが、結局、総理の意向が優先された」(内閣官房の事務スタッフ)

 ここから官邸はベント延期に動き出した。

 菅首相の原発視察(12日7~8時)は、3時過ぎから開かれた枝野氏の記者会見で発表された。それと同時に、ベントの予定時間が変更された。

 証拠がある。枝野会見後の3時53分、原子力災害対策本部事務局はSPEEDIを運用する文科省に、1号機のベント実施時間を「12時(正午)放出開始」へと遅らせて試算し直させていた図が存在するのだ。正午とは、首相が視察を終えて官邸に戻った直後だ。この延期は首相を被曝させないためだとしか合理的に説明できない。

 だからこそ、枝野官房長官はSPEEDIの1時12分に作成された「3時30分からベントした場合の試算図」が官邸に送られていたことが発覚すると、「私も総理も見ていない」(5月20日の記者会見)と言い張って責任逃れしようと躍起になったのだろう。

※週刊ポスト2011年6月10日号

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